DAHON Curve D7とは

DAHON Curve D7とはどんな自転車か?

一言でいえば『7速16インチ折りたたみ自転車。』

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もう少し詳しく書いてみると↓な感じ。

 

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DAHONとは?

なんとなくホンダに似ているが、怪しい自転車ではない。アメリカ発の折りたたみ自転車メーカーである。創業者のDavid Hon氏の名前から社名がつくられたらしい。2011年にまあいろいろあって息子さんJoshua Hon氏がTernというブランドを立ち上げて独立したが、折りたたみ自転車業界ではいまだ存在感をアピールしている。2013年で30周年を迎えた。

3ステップの折りたたみ構造はとてもシンプルで、ライセンス契約で多くの中国産格安自転車でも採用されている。そのため、折りたたみ自転車の多くが、DAHON式の折りたたみとなっている。悪く言えば『DAHON式折りたたみ=安物』というイメージもあるが、本家の質は結構良い(と信じている)。

DAHONの多くは他の高級自転車がそうであるようにMade in Taiwanである。ただし、低価格モデルはMade in Chinaである。ちなみに、Curve D7 2014はMade in Chinaである。

なお、日本ではアキボウという会社が代理店をしている。そのためか、年々、本家DAHONとは違うモデルが各種販売されている。日本では発売されていないモデルとか、日本でしか発売されていないモデルとかもあるようだ。

 

【2016年12月4日追記】

アキボウだけではななく、武田産業も代理店として輸入を始めた。さらに海外モデルを直輸入していることもあり混乱している感じ。

え?DAHONって3種類もあるの?アキボウモデル、インターナショナルモデル、日本未発売とややこしい(-_-#)
折りたたみ自転車を購入しようかという人にとって混乱に拍車をかけるのが   DAHONラインアップのややこしさ(-_-#)   DAHONには大きく分けると3つの種類があるのだ。すなわち アキボウが代理店のモデル 武田産業が代理店のモデル(イ...

 

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Curveとは?

DAHONの自転車のほとんどが20インチのホイールを採用しているが、Curveと名付けられたモデルは16インチホイールを採用している。これは決定的な特徴だ!ホイール径が小さいので巡航速度はやや劣る。出そうと思えば30km/hで走行することも可能だが、それを維持して巡行することは難しい。

また、20インチに比べてマイナーなため、カスタマイズパーツが少ない。特に、タイヤの種類はSchwalbeから3種類、Kenda から2種類、Primoから1種類の6種類から選ばなければならない(2014年春の筆者の記憶による)。

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完組ホイールは売っていない。よって、カスタマイズでは作る(作ってもらう)必要がある。

しかし、それを補って素晴らしい特徴がある。まずは、コンパクトになるということ!。日本家屋は狭い。スペースをとらないということは室内で保管するときに収納しやすいということを意味するのだ!走って帰宅して、ヨイショヨイショと部屋に持ち込む。そのときに700cや20インチだと扉や壁にぶつかってしまう。しかし、16インチだとすんなりだ!

折畳みサイズも当然小さい!!どんなに折畳み方を工夫してもホイールサイズよりは小さくならない。輪講している時や持ち運ぶときに20と16の差を感じることができる!!

なお、以前はCurve SLとかCurve XLというモデルが上位モデルとして存在していたが、2011年モデルを最後に姿を消した。よって2014年現在、国内で手に入るCurveは1種類のみとなる。

16インチということに限定するとCurve以外にも2つある。1つはEEZZ。2014年から登場した。これは折りたたみ方法が従来と異なる画期的な仕組みであるが、各パーツが特殊なものが多く、カスタマイズはしづらそう。

【2016年12月4日追記】DAHON EEZZ D3というモデルで3速になっている

16インチの折りたたみ自転車DAHON EEZZ D3に試乗してみた!
DAHONの2016年度モデルは16インチが賑やかだ!おなじみのDAHON Curve D7、復活のDAHON Presto SL、そしてパワーアップしたDAHON EEZZ D3と久しぶりの3種類展開となっている! 先日、街の自転車屋さん...

 

もうひとつはPresto SL。このモデルは30周年を記念しての復刻版で2013年に販売された。2014年にもカタログ掲載されているので継続されるのかと思いきや、2013年の在庫処分&値上げだった。2014年春にはほとんど在庫がない。個人的には魅力的な車種だと思っていたのでフェードアウトするのは残念だ。

【2016年12月4日追記】Presto SLは色を変えて復活した

注目の軽量小径車DAHON Presto SLの徹底レビューその1:詳細スペック編
DAHONの2016年モデルで目下注目といえば、DAHON Presto SL。16インチの小径車で変速なしだが、わずか8.1kgというそのスペック。私のようなクレイジーな人たちが注目をしている。 なんと、そのDAHON Presto SL...

 

蛇足ながら、BromptonやBike Friday Tikitなどに採用されている16インチは同じ16インチでも規格が違う。DAHONは305というサイズであり、BromptonやBike Fridayは349というサイズでDAHONの方が弱冠小さいホイールサイズである。

 

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D7とは?

Dが何を意味するのかはイマイチよくわからないw しかし7が意味するのは7速ギアである。2012年まではCurveはD3だった。つまり3速である。3速→7速でパワーアップ!と思いきや、一概にそうともいえない。3速のときはハブ内蔵型だったので、信号などで停車しているときも変速可、ギアが外に出ていないというようなメリットもあったのだ。また、D7になってから、タイヤもSchwalbe Big Apple→Kenda Westという変更が見られる。一方で、D7は外装ギアになったので、カスタマイズはしやすくなった(はず)。なにはともあれ、D7は外装7速ギア搭載である。

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まとめると。。。

  • カスタマイズパーツを入手するのが大変、特にタイヤやホイールは絶望的に少ない。
  • タイヤが小さいので30km/hで巡行というのはちょっと大変。
  • タイヤが小さいので場所をとらない。結果として室内保管をしやすい。
  • 折畳みサイズがコンパクトなので電車輪行などがしやすい。
  • 外装7段で(たぶん)カスタマイズ容易

 

【追記】

2014年モデルに乗った感想

DAHON Curve D7で30kmほど試走してみた
薫風のサイクリング日和、18kmほどサイクリングロードを中心に走ってみた。DAHON Curve D7を購入してから、ノーマル状態で30kmほど乗ったので感想など。   ↑流線形のフレームが本当に美しい。走りながら視線を前方45度下に下げて...

 

改造たくさんしたけれど……、

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2015年モデルに試乗した感想

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2017年モデルも大幅な変更がなさそうです♪

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